Bトレ/JR九州_885系

別名「ステッカーおばけ」。ニッパや組み上げよりもステッカーに割く時間がとんでもなく長い。とにかくステッカーが多い。ステッカーを省略すると「何だこいつ」になるレベルなのがなおさら。逆を云えばステッカーで化けるとも。

さり気なくJR九州新造車で初のBトレである*1

  • 「組み立て簡単、ミニモデル!」(ステッカー貼りが簡単とは書いてない)

実車に関して

JR九州の主力都市間特急で使用されている振り子式特急形電車。これまでの原色メインのデザインから、白をベースにアクセントカラー(「かもめ」は黄色・「ソニック」は青色)、文字・ロゴのデザインに転換している。ドア位置は1号車がグリーン室・普通室をデッキで区切り車両中央に、ほかの車両は下り側にそれぞれ1か所。

「かもめ」向けの1次車、「ソニック」向けの2次車が存在し、それぞれロゴやアクセントカラーが異なっていたが、現在はアクセントカラーは2次車のものに、側面ロゴは都市間特急車共通のものに変更されている。ただ、「目立つ部分だけ」変えているようで、運転席付近や座席・窓、転落防止幌などには、未だ旧デザインのロゴや色が残っていたりと、けっこう曖昧なイメージも強い。

現在は「かもめ」で787系などとともに、「ソニック」で883系とともに使用されている。駅の案内では、他編成との区別のため「白いかもめ」「白いソニック」といった表現がなされている場合もある。

所有車両・編成

[かもめ]長崎本線・鹿児島本線
←長崎…鳥栖…博多→
[ソニック]鹿児島本線 ←博多…小倉→☆小倉で進行方向逆転
日豊本線 ←佐伯…大分…小倉→
号車123456
MS1編成MS11MS12MS13MS14MS15MS162次車 SM8編成
2014-08-16 登録
T'hsc8M201T301T8M8Mc8

この他、6両編成分の未組み立て製品あり。

MS1編成 +

調達元:
  • 885系(2次車)Aセット(2014年) x2
  • 885系(2次車)Bセット(2014年) x3
  • その他製品 SHG(初代/2代)/SG(2代)フレーム-床板 x5
Nゲージ走行化装備:
  • バンダイ 走行台車T(2010年)-加工品 x2(カプラーポケットを切除。先頭車運転台寄りに各1台)
  • バンダイ 動力ユニット3(2011年)
  • バンダイ 走行台車T改(2014年) (上記以外の台車)
グレードアップ:
  • 中間カプラー:TOMIX[0381] 密連形TNカプラー(Sカプラー対応・黒) x10(中間連結部すべて)
ステッカー:
  • 側面方向幕:付属ステッカー 「かもめ 長崎」(G指-指-指-自-自-自)

製品について

885系(2次車)Aセット / Bセット

商品名問屋出荷日*2公称発売日*3価格
885系(2次車)Aセット2014年8月7日2014年8月9日税抜定価1500円
(発売時税込[8%]:1620円)
885系(2次車)Bセット
Aセットの内容
1号車(クロハ884)、2号車(モハ885・200番台、パンタグラフあり)
Bセットの内容
3号車(サハ885・300番台)、6号車(クモハ885・0番台)
共通の内容
取扱説明書、ステッカー(ソニック仕様/一般特急車仕様を収録、側面方向幕あり)
  • めずらしく側面LEDのステッカーがある。LED表示器部分はガラス表現。

フル編成化

  • 1・2・3・6号車は、Aセット・Bセットを各1つずつ使用して製作できる。
  • 4号車はBセットの3号車用パーツを使用し、ステッカーで作り分けできる。なお、この場合6号車が余剰となる。
  • 5号車はAセットの屋根・妻板と、Bセットの3号車用側面・ガラスを組み合せ、ステッカーで作り分けできる。なお、この場合1・6号車、パンタなし屋根・妻面、2号車側面・ガラスなど、あわせて3両分のパーツが余剰となる*4

なお一部の車両は、車掌台などの都合でタイプ表現となる点を留意すること。

留意点

  • パンタグラフは標準的な2穴タイプではなく、4本足でかなり高さがある。ケースをお買い求めの際はサイズ確認を……。パンタグラフのN化はとてもつらそうなのでかなり後回しになるかなあ……。
  • 走行化する場合は台車のカプラーが支障するため、台車のカプラーを外して前後逆に取り付けるか、カプラーポケットを切断する必要がある。
  • 先頭車屋根は透明樹脂で、前面窓あたりまで一体で成形されている。ライト部分は無着色。
  • Aセットの1号車(クロハ884)は側面表示器が省略されている(ステッカーは用意されている)。
  • 旧かもめ編成(1次車)とは登場の経緯や当初の編成両数が異なり、その関係で主にコモンスペース窓などの配置が違う上、AROUND THE KYUSYU仕様車がソニック仕様車のデザインをそのまま流用している部分(前面や運転室後のエンブレムなど)もあるため、この製品を元にした製作には苦難が伴うと思われる。

ディテールアップのヒント

  • 先頭用台車レリーフのカバーに色差しをする(製品ではこの部分もグレーになっている)

ステッカー関連

ステッカーの選択でAROUND THE KYUSYU仕様(2015年春改正時点での現行)、ソニック仕様(デザイン統一前の5・6両編成)が製作できるようになっている。

ズバリこの製品最大の難所と言っていい。ステッカーは「同じ図案のサイズ違い」「同じサイズで色が違う図案」「小さくて読み取りが困難なもの」、サイズの小さなものや曲げながら貼るものなど……。かなりSAN値を削られるので、こればかりはレッツトライとしか……。ある程度省略してもそれっぽくは見えるので、妥協も視野に入れてレッツトライしてください()。こればかりはルーペとデザインナイフが必須です。

方向幕の留意点
  • 「かもめ・諫早行き」→2015年春改正時点ではかもめ202号・長崎発諫早行きが1本のみ存在するが、当該列車は全車自由席(グリーン締切)。ステッカーは G指/指/指/自/自/自 となっている。
  • 「ソニック・博多行き」→2014年春改正で大半の列車が3号車が「小倉から自由席」となったため、福岡都市圏で見る機会は減少している。
  • 「ソニック・佐伯行き」→2015年春改正時点では博多発の1本(ソニック41号)のみに充当されている。

*1 過去には気動車のカラーバリエーションや、485などでJR九州塗装が登場しているが、概ね入手は困難な状態。JR九州の近郊形欲しいです……。
*2 バンダイの出荷予定表による。
*3 バンダイの出荷予定表による。店舗・地域によって入荷日が異なる点を留意すること。
*4 要は5号車の製作は4倍の金額を要する